東根フルーツワインで製造している、2023年赤ワインのポリフェノールに関して、前回報告しましたが、今回は山形大学の五十嵐客員教授との共同研究により、赤ワイン6種の抗酸化能を「DPPHラジカル消去能」を求めることで算出しました。結果を下の図に示しますが、抗酸化能はメルローワインやヤマブドウワインなどの色の濃厚なワインで高かった。ピノ・ノワールが次に続き、デラウエアオレンジワイン、ヤマソービニオンワイン、マスカットベーリーA赤ワインの順であった。この抗酸化能と以前報告した総ポリフェノール含量の値には高い有意な相関関係が認められた(r=0.92)。このことは多くのポリフェノールを摂取することにより体内の活性酸をを除去することが出来るという可能性があることを示している。
最近のお知らせ
- 2023年東根フルーツワインの赤ワインの抗酸化能 2024.09.24
- 2023年産赤ワインにおけるケイ皮酸系ポリフェノールカフェオイルキナ酸含量 2024.09.05
- マンゴーワインを受託醸造しました 2024.08.04